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変更履歴

MAO 0.8.0

変更32件、修正2件

MAO 0.8.0は、これまでで最大のリリースです。エージェントのターミナルの横にチャットが加わり、エージェントごとに7つのスレッドを使えます。ルーティンは、スケジュールに従ってプロンプトを送ります。ノートは重ねてノートブックにできます。さらに、エージェントがキャンバスの操作をより多く自分でこなせるようになりました。状態の投稿、レイヤーの取り込み、ロールの作成、あなたへの通知ができます。

エージェントとチャット

どのエージェントのターミナルでも、ターミナルの画面の代わりにチャットを表示できるようになりました。エージェントはその下で動き続け、クリック1回でターミナルに戻れます。

  • ノードからオンにする。ノードのバー、右クリックメニュー、またはコマンドパレットのChatを使います。エージェントは relay say で返信し、MAOに同梱のスキルがその方法をエージェントに教えます。
  • 下部で入力。プロンプトの入力欄はチャットの一番下にあります。Enterで送信し、Shift+Enterで改行します。メッセージはエージェントが目にする前に保存されるため、エージェントが再起動しても失われません。
  • 作業の様子を確認。エージェントが作業している間、小さなアニメーションのオーブの下に、進捗の更新が経過時間とともにリアルタイムで一覧表示されます。エージェントが回答すると、ステップは1行に折りたたまれ、もう一度開くこともできます。
  • 読みやすい回答。コードはコピーボタン付きのハイライトされたブロックで表示されます。回答はそれぞれコピーでき、メッセージは日付ごとにまとめられ、上にスクロールした後はピルで最新のメッセージに戻れます。
  • 画像とファイル。エージェントは返信の中にスクリーンショットをそのまま表示でき(relay say --file shot.png)、1つ25 MBまでのファイルを最大8個添付できます(--attach)。画像をクリックするとビューアーで開きます。Markdown内の画像は、プロジェクト内のファイルである場合にだけ表示されます。MAOがリモートの画像をダウンロードすることはありません。
  • エージェントは話の流れに追いつけます。relay chat recall は、再起動後やコンテキストの圧縮後に会話を読み返します。日付での指定もできます(--last day|week|month、または --from と --to)。

ブックマークとしての7つのスレッド

各エージェントには、色ごとに1つずつ、7つのチャットスレッドがあります。赤、オレンジ、黄、緑、青、紫、グレーです。各スレッドはそれぞれ独立した会話です。

  • ノードにブックマーク。使ったことのあるスレッドは、その色のブックマークのリボンとしてエージェントのノードの上端から下がります。画面に表示中のスレッドのリボンが一番長く、ヘッダーにはその名前が表示されます(例:「Claude Code · Blue」)。ブックマークはターミナル表示でも見えるため、チャットを開かなくてもどのスレッドを使っているかがわかります。
  • クリック1回で切り替え。ブックマークをクリックすると、そのスレッドが開きます。ターミナル表示からクリックすると、そのスレッドでチャットが開きます。
  • 新しいスレッドを開始。ブックマークの上にホバーすると、空いているスレッドごとに破線のブックマークが表示されるので、それをクリックします。
  • 誰が待っているかを確認。応答を待っているスレッドでは、ブックマークの下に小さな緑のランプが表示されます。
  • 右クリックで一覧。どのブックマークでも右クリックすると、7つのスレッドすべてが、それぞれのターン数と最後に使った日時とともに表示されます。
  • エージェントはあなたについてきます。エージェントは、あなたが最後に書き込んだスレッドで回答します。1つのスレッドを読むには relay chat recall blue、7つすべてを見るには relay chat recall list を使います。

サーバーのワークスペースでは、チャットはまだ使えません。

ルーティン

ルーティンは、スケジュールに従ってエージェントにプロンプトを送るか、デスクトップのリマインダーを表示します。

  • スケジュール。数分ごとや数時間ごと、毎日決まった時刻、選んだ曜日、または1回だけ実行できます。ルーティンは、決まった回数を実行した後や、指定した日付で停止できます。
  • 組み込みのチェック。デフォルトでは、タスクや返信でまだ忙しいエージェントはスキップされます。任意のスクリプトを先に実行でき、その出力はプロンプト内の {{output}} と書いた場所に挿入されます。
  • Routinesパネル。コマンドパレットからRoutinesを開くか、エージェントのメニューで「Schedule a routine…」を選びます。各ルーティンには、スケジュールがわかりやすい言葉で表示され、送り先のエージェントと次回の実行日時も表示されます。スイッチで一時停止でき、Historyタブでは実行、スキップ、失敗の1回ごとの記録を確認できます。
  • わかりやすいフォーム。入力するそばから、ルーティンが次にいつ実行されるかがフォームに表示されます。誤りがある場合は、修正が必要な入力欄の下にメッセージが表示されます。
  • エージェントも使えます。オーケストレーターのエージェントは relay routine でルーティンを管理できます。

ルーティンはMAOが開いている間に実行されます。MAOが閉じていたために予定から10分以上過ぎた実行は、遅れて実行されず、スキップされます。

ノートブック

ノートを重ねてノートブックにできます。ノートブックは、ノートごとにタブが付いた1枚のカードです。

  • 重ねる、外す。ノートを選択してCtrl+Shift+B(macOSではCmd+Shift+B)を押すか、ノートをノートブックにドロップします。Unstack noteで、一番上のノートがキャンバスに戻ります。
  • ノートブックらしい見た目。側面にはらせん綴じが通り、上部には仕切りのタブ、中には罫線入りの紙があります。クリックして編集するときも、同じ紙の上に同じ大きさで書くため、文字の位置がずれません。
  • 並べ替えられるタブ。タブをドラッグすると、並べ替えたり、別のノートブックへ移したり、キャンバスにドロップしたりできます。タブを右クリックすると、名前の変更、取り外し、削除ができます。タブが多いときは均等に縮み、タブの列がスクロールします。表示中のタブは常に読める状態に保たれます。
  • 1つの接続ですべてに。エージェントをノートブックに接続すると、後から追加したノートも含め、中のすべてのノートにアクセスできます。
  • エージェントも使えます。オーケストレーターは relay note で、ノートを重ねたり外したり、作成したり削除したりできます。エージェントが削除したノートは7日間ゴミ箱に入り、元に戻す操作で復元できます。

キャンバスの操作をより多くこなすエージェント

  • レイヤーの状態。エージェントは relay layer status でレイヤーの状態を1行で投稿でき、サイドバーのレイヤーの下に表示されます。レイヤーがブロック中またはレビュー待ちとしてマークされると通知が届きます。この通知はSettingsでオフにできます。relay layer list ですべてのレイヤーをひと目で確認できます。
  • レイヤーの取り込み。レイヤーのメニューまたはコマンドパレットの「Land…」は、まずドライランを表示し、その後レイヤーのブランチをプロジェクトにマージします。MAOがブランチをリセットしたり、変更を強制したり、作業をスタッシュしたりすることはなく、確認の後にブランチが動いていれば取り込みを拒否します。取り込んだレイヤーは、残すことを選ばない限りアーカイブされます。
  • エージェントによるレイヤー管理。オーケストレーターはレイヤーの作成、アーカイブ、復元、取り込みができ、relay recruit --layer で新しいエージェントをレイヤーに置けます。すべてのターミナルは、RELAY_LAYER_NAME と RELAY_LAYER_PATH で自分のレイヤーを把握できるようになりました。
  • ターミナルからのロール操作。保存済みのロールを、1つのワークスペースだけに属させることも、すべてのワークスペースで使うこともできるようになりました。どのエージェントも relay role list と relay role show でロールを読めます。オーケストレーターはロールの作成、編集、割り当てができます。ロールを割り当ててもエージェントが再起動することはありません。
  • プリセットと通知。relay preset list は、recruit で起動できるエージェントを表示します。SettingsでAllow agents to notify youをオンにすると(デフォルトはオフ)、オーケストレーターは relay notify で1行のデスクトップ通知をあなたに送れます。

デバイスとブラウザ

  • Appleのシミュレーター。Xcodeが入ったMacでは、デバイスポータルにiOSシミュレーターを表示できるようになりました。画面がライブで配信され、タッチ、キー、ハードウェアボタンが使えます。relay portal launch でアプリを起動すると、エージェントはそのアプリのアクセシビリティツリーを読めます。Xcodeのフレームワークが利用できない場合、MAOは idb にフォールバックします。
  • デバイスもターミナルと同じように配置。レールのデバイスツールが、ターミナルツールと同じように動作するようになりました。タップまたはドラッグで枠を描き、そこに何を配信するかを選びます。キャンセルすると何も残りません。
  • ツールを自動で検出。ブラウザポータルは、PATH上だけでなく、Homebrew、/Applications、WindowsとLinuxの一般的なインストール先にあるChromeやその他のChromiumブラウザも見つけるようになりました。デバイスポータルは、ANDROID_HOME、Homebrew、SDKのデフォルトのフォルダを通じて adb とAndroidエミュレーターを見つけます。これにより、DockやFinderから開いたMAOがこれらを見つけられない問題が解消されます。

変更点

  • 多数のエージェントでも軽快。完了したターミナルが保持する履歴は、10,000行ではなく1,000行になりました。閉じたターミナルがバックグラウンドのスレッドを通じてメモリを保持することはなくなり、完了したタスクの履歴には上限が設けられ、画面外にあるポータルのフレームは解放されます。
  • より滑らかな角丸。角丸のカード内のコンテンツが、四角い枠ではなく曲線に沿って切り抜かれるようになりました。

修正

  • ノートで素早く入力しても、「changed on disk」という誤った競合が表示されなくなりました。
  • ノートが多いノートブックで、タブがノートブックの名前の下に潜り込んだり、表示中のタブが途中で切れたりしなくなりました。

次のリリースも準備中です。 届いたらすぐに使えます。

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